こんにちは。 30年以上生きてようやくHSPと気づいた、あおいです。
「自分はHSPかもしれない…」とは理解したけど、具体的にはどうしていけばいいんだろう?と、HSPとの向き合い方に悩んでいませんか?
自分がHSPだと理解することはとても大切です。でも、それだけで人生が好転する訳ではないし、生きづらさや悩みは今まで通り抱えてしまいますよね。
そこで今回は、HSPとの向き合い方に悩んでいるあなたに向けて、私がやってみたおすすめの向き合い方をご紹介します。
この記事を読むとこんなことがわかります!
- 試して欲しい、HSPとの向き合い方3つ
- HSPと向き合う時の注意点
HSPと知り、これから少しでも前向きに生きていきたいと考えているあなたにとって、少しでも参考になったら嬉しいです。
試して欲しいHSPとの向き合い方3つ
私がやってみたHSPとの向き合い方は次の3つです。
詳しく書いていきますね
どの場面で「自分はHSP」だと感じるかを知っておく
あなたはどのような場面で「自分はHSP」と認識しているでしょうか。
対策をとって生きやすくするために、【自分が人より敏感に反応してしまう出来事、それは具体的にどうゆう場面なのか】を日頃から知っておくことが大切です。
例えば、私が「人より敏感に反応してしまう場面」は、
- 子どもがおもちゃを床に落とした時の「音」に、過敏に反応して異常にイライラしてしまう
- 夫の(仕事の)愚痴を聞いていると自分が怒られている様に感じ、具合が悪くなる
この二つが代表的なものです
一つ目の「子どもがおもちゃを落とす」なんて、考えてみれば普通のことなんですよね。
でも、私の場合はおもちゃが落ちる音1回で、
- 床が傷ついたかもしれない
- おもちゃが壊れたかもしれない
- 不注意で落としたのか、それともわざとなの?
- 怪我はしてない?
といった4つの心配事がつまっている様な感覚になってしまうのです。
なので、1回の音にものすごくイライラを感じてしまうんですね。
また、二つ目の夫の仕事の愚痴については、汚い言葉を言ったり、自分で話しててヒートアップしてしまうおかげで、だんだんと私が責められているような感覚になり、本当に具合が悪くなってきてしまうのです。
これら二つは私にとって辛いものです。今までは「どうしてこんな気持ちになってしまうんだろう」と落ち込むだけで終わってしまっていました。
でも、「自分はHSPで、人より敏感だから」と分かってからは「じゃあそれに対して対策をとればいいいだけ」と思えて気持ちが楽になりました。
あなたも、これからは人より敏感に反応している時・落ち込む時・辛いと感じる時に、それがどうゆう場面なのかに注意を向けてみてくださいね。
「夫の愚痴を聞いていると、辛くて具合悪くなってきた」みたいにメモしておくのも良いですよ!
本のやり方をやってみる
自分がHSPで「人より敏感に反応してしまって辛い」と感じる場面が明確になったら、次はそれに対して「正しく対処」していきましょう。
「正しく対処」とはこの場合、人によって違ってきます。あなた自身に合った対策を見つけてくださいね。
その見つけ方の一つが「本のやり方を1つずつ試してみる」です。
全ての出来事に対して必ず合致しなくても、近い対策方法が見つかると思います
「自分はHSPだ」または「HSPかもしれない」と思っているあなたは、HSPについて調べたり関連する本を読んだりしているのではないでしょうか?
私もネットでいろいろ調べたあと、
- 『「繊細さん」の本』
- 『敏感すぎて生きづらい人の明日からラクになれる本』
を購入しました。
この二つは、HSP特有の悩みをシーン別に取り扱っており、具体的な対処法が書かれてるのでおすすめです。
私は、この中に書かれている内容を自分の出来事に当てはめいきました。
例えば、一つ目の子どものおもちゃが落ちる音については、『「繊細さん」の本』の中に書かれていた「まずは刺激を物理的に防ぐ」を参考に、厚手のジョイントマットを敷いてできるだけ落下音が和らぐようにしました。自分が音に反応してしまうことをわかっていたので、それができるだけ小さくなるような対策です。
※ジョイントマット
二つ目の「夫の愚痴を聞いていると具合が悪くなる」についても、『「繊細さん」の本』を参考にテレビの向こう側の人が言っていることだと捉えることにしています(…夫には悪いけど)。
イメージ的には下の画像のような感じです。
自分が「聞いてて辛いなぁ…」「ちょっと体調悪くなってきたなぁ…」と感じたら、即座にこれをイメージするようにしています。
HSPに関する本は、
- 具体的な対策が書かれているもの
- 著者の経験談が主なエッセイ本
- HSPの日常がマンガで描かれているもの etc.
様々な本があります。その中でも「HSPだけど、実際どうしたらいいの?」とお悩みのあなたには、もちろん具体的な対策が書かれている本がおすすめです。
おすすめの本の紹介
具体的な対策が書かれている本なら、先ほどご紹介した2冊をおすすめします。
『敏感すぎて生きづらい人の明日からラクになれる本』著者:長沼睦雄
HSPの悩みをケース別に、具体的な対処法が見開き1ページで完結しているので読み進めやすいです。
よくいるキッチンで、見開き1ページだけ読むってことを繰り返してました。
『「繊細さん」の本』著者:武田友紀
次におすすめなのが、ご自身もHSPである武田友紀さんが書かれた『「繊細さん」の本』です。
こちらの本は、
- 繊細さんがラクになれる基本
- 毎日のストレスを防ぐカンタンなワザ
- 人間関係をラクにする技術
- 肩の力を抜いてのびのび働く技術
- 繊細さんが自分を活かす技術
の5つに分けて、具体的な対策が書かれています。
HSPのことを親しみを込めて「繊細さん」と名付けたそうです。
確かに、「HSP=敏感な人」より「HSP=繊細さん」の方がやわらかい印象ですよね
また、紙の本ではなく電子書籍で読みたいという場合はAmazonのkindleUnlimited(キンドル アンリミテッド)がおすすめです。子育てしているとゆっくり本を開いて読むということじたいが難しいですし、紙の本だと子どもにいたずらされて困る!…といったこともあるかもしれません。
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同じHSPを持つ人の経験談を知る
3つ目におすすめのHSPとの向き合い方は、「同じHSPを持つ人の経験談を知る」です。
一番手軽なのはやはりSNS。ツイッターやインスタグラムで「HSP 子育て」「HSP 生きづらい」などで検索すると、同じHSPさんの発信が見られます。
人と比べてしまうのもHSPの特徴なので、普段はあまり他人のやり方や考え方を知らない方が良いとは思います。でも、同じHSPの人の考え方を知るのはむしろ良いことです。
「HSP」という特徴は同じでも、やはり性格は人それぞれ違うからです。同じHSPでも人によって何に敏感かも違います。なので、HSPに対する考え方や対策も人それぞれ違ってきます。
また、本でもHSPの経験談が書かれているものがあります。
『「敏感」にもほどがある』著者:高橋敦
こちらは、著者の高橋敦さんの ❝HSPならではの困った日常❞ を4コマ漫画でおもしろく描かれている本です。マンガと文章が交互で出てくるのでとても読み進めやすいです。
クスクス笑えるところもあって、気持ち的に楽に読めます
『ダメ人間だと思ったらHSPでした!』著者:染井アキ
こちらも、著者の染井アキさんが経験してきた、過去のHSPにまつわるエピソードが書かれている本です。絵は少なめで文章が続くのですが、その文章がまた独特なので読んでいて「フッ」と笑えるような楽しい本です。
「メール作成に時間がかかりすぎる。なんて自分はこんなに遅いの!」という内容があり思わず共感しちゃいました…
HSPと向き合う時の注意点
次は、HSPと向き合う時の注意点をお伝えします。私も心がけています。
HSPを意識しすぎないこと
HSPを理解することは大切なんですが、HSPを意識しすぎることはおすすめできません。
少し矛盾しているかもしれませんね。でも、HSPには1つの出来事をあれこれ思い悩んでしまう特徴もあるため、「HSPだから自分はこうなんだ…」とネガティブな感情に陥りやすいです。
例えば、私の「おもちゃが床に落ちる音にイライラする」件で言えば、
子どものおもちゃの音が落ちる音ってイライラする⇒HSPだからこんなにイライラするんだ⇒でも普通のママならこんなことでイライラするのかな?⇒HSPだからとか関係ないのでは?⇒やっぱり私っておかしいのかも⇒子どもにとって良くない母親だ……私ってダメな人間だな
といった具合に、無理やりとでも言えるくらい自分をネガティブに捉えてしまうクセがあります。
ここまでくると、こじ付けのレベル…
なので、1つの出来事に対してどう対処するか?を考える様に意識していきましょう。そしてそれ以降はあまり考えない様にします。
子どものおもちゃの音が落ちる音ってイライラする⇒HSPだからこんなにイライラするんだ⇒音に敏感だから仕方がない⇒ジョイントマットを敷いて音を軽減させよう。
みたいな感じです。
そして、その対策方法であなた自身が落ち着けるのであれば、その方法が正解です。それ以上は考えない様にしていきましょう。
意識して ❝意識しない❞ 様にしていきましょう
まとめ:HSPを理解し、HSPと仲良くなろう
いかがでしたか?
HSPはご存知のように「生まれ持った気質」です。これから一生付き合っていくものでもあります。
それなら、相方のHSPを理解し、仲良くなるくらいのつもりで付き合っていった方が、あなた自身の人生が豊かになると思います。
HSPと正しく向き合えばそれはあなた自身の魅力になります。自分の自信につながれば、自分にも他人にも優しくなれるはずです。
私自身もまだまだHSPについて勉強中です。自信がなく自分を受け入れらないことも多いです。しかし、HSPと正しく向き合えばきっと生きやすい毎日になると信じて頑張っています。
一緒に頑張っていけたら嬉しいです
最後までお読みいただきありがとうございました!
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