こんにちは、あおいです。
子育てや夫婦関係に悩み、毎日疲れている・1人になりたい・ちょっとしたことで泣いてしまう…と感じることはありませんか? それ、もしかしたら『HSP』という生まれもった気質のせいかもしれません。
- HSPって聞いたことあるけど、きちんと理解していない……
- HSPかもしれないけど、これからどうやって向き合っていけば良いかわからない……
- 実際にHSPの人って、どうやって自分がHSPだって気づいたんだろう?
もしこのように感じているなら、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
私も小さい頃から、なんとなく「自分の性格は変」「変わっている」「こんな自分はおかしいのかも」という漠然とした思いがありました。そして、そんな自分をずっと責めて生きてきました。
ですが、「HSP」という言葉を知りその中身を理解してからは、
- 変だと思っていた自分の性格は、生まれ持った気質なんだ!
- そうゆう自分でもいんだ!
- 認めてあげるべきなんだ!
と思えるようになったんです。
三十年以上生きてきて、やっと気づきました
ということで今回の記事では、
- HSPとはなに?
- 私がHSPだと感じたきっかけ
- HSPだと確信して変化したこと
- HSPとの今後の付き合い方
など、HSPの基本的なことから、今後HSPとどう付き合っていくのか?などについて書いていこうと思います。
HSPとは?6つの特徴
まず、HSPの定義を確認しておきましょう。
HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で、感受性が強く敏感な気質をもつ人のことを指します。5人に1人の割合で存在していて「多数派が持たない少数派の気質である」と定義されています。
少数派ではありますが、5人に1人なので「血液型がB型の人」と同じ割合で存在します。
以下は、HSPの代表的な特徴です。
私ももれなく、これらの特徴にあてはまりました。
具体的に書くと、
- 疲れやすい
⇒空気を読もうと常に一生懸命で、結果的に疲れる - 心の境界線がもろい
⇒ちょっとしたことですぐ涙が出る・クヨクヨする - 刺激に敏感
⇒おもちゃが床に落ちる音にいつもイライラする - 人の影響を受けやすい
⇒夫の愚痴を聞いていると具合が悪くなる - 自責や自己否定が強い
⇒「私って変だな…」といつも自信がない - 予感や直感力がある
⇒初対面でも、相手の職業を当ててしまう(ことがある)
HSPをまとめるとこのようなことです↓
私がHSPだと感じたきっかけ
次に、私がHSPだと感じ始めたきっかけについて書いていきます。
きっかけは、主に2つでした
- 子育ての悩み
- 夫婦関係の悪化
子育ての悩み
一つ目の理由は、子育てに関していつも悩んでいることでした。これは私だけでなく、お子様を育てている方は全員そうかもしれませんが、子育ては悩みが尽きませんよね……。
その中でも私は、いつもネガティブに物事を考えてしまうし、カッとなったら大きな声で子どもを怒ってしまうし…(少々ヒステリックぽくなってしまう)。
反射的に手が出てしまうことも、何度かありました……。
そしてある時、
- できるだけ前向きに子育てしたいのに、なかなかできない
- どうして私はいつも子どもに怒ってしまうんだろう…
- なんでいつもイライラしてしまうんだろう…
こんな思いから、「私が子育てで悩む理由とはなに?」と冷静に考えてみることにしました。
自分なりに考えた結果、
- 私の気にしすぎや、物事に対して拡大解釈をしてしまう
- 起きてもないことに対し、漠然とした不安を持ってしまう
このようなことが考えられました。
例えば、
- おもちゃが床に落ちる音に異常にストレスを感じる
- 子どものはしゃいでる声が、耳に響いてイライラする
- 子どもが言う通りに動いてくれないのは、私の言い方や態度が悪いせいだと思い込む
- 友達と会話のやり取りがスムーズにいかないことがあると、この子はこの先うまく友達付き合いできるのかなと不安になって憂鬱になる
- お友達の家に遊びに行かせてもらった時に、相手のママさんにどう思われたかなどが気になって、あとで「1人反省会」をする
などです。
……共感していただける点はありますか??
そして、私はこのようなことに真剣に悩んでいたのですが、友人やママ友に相談してもあまり共感してもらえませんでした。
ですが、SNSや知恵袋などのお悩み相談には、私と似た様な体験や悩みを持つ方が一定数いたんです。なので、「少数かもしれないけど確かに自分と同じような悩みを持つ人はいるんだ!」ということを認識し始めました。
これが、「私がHSPかもしれない」と思ったきっかけの1つ目です。
夫婦関係の悪化
そして二つ目は、産後に夫婦関係が悪化していったことです。
長男を出産した5年ほど前から、だんだんと夫婦仲が悪くなった様に思います。
悪化の原因は一つではないし、今までの様々なことが総合して今があるのですが、最近のことで言えば…
下2つは、私が何度いっても直してくれませんでした。というか「俺にはできないから」と突っぱねられてしまうのです…。その度に怒りが頂点に達して夫を責めてしまうし、理解してもらえないことに対して悲しくて泣いてしまうのです。
もうどうしていいかわからない毎日を過ごしていました。
そして、気がづけば『離婚』というワードが出て、2ヶ月近くまともに話をせず家庭内別居状態になったことも。
おすすめに出てきたyoutube動画
その頃の私は、YouTubeで離婚や別居に関連した動画や、夫婦関係を修復する方法を解説している動画などを観て気持ちを落ち着かせていました。
そして、たまたまオススメに出てきた動画「HSPの適職とは」というものに出会ったのが、HSPに関心をもった直接的なきっかけとなります。
この動画の中で、HSPについてわかりやすく書かれている『「繊細さん」の本』が紹介されていました。
そして、直感的に「一度読んでみよう。もしかしたら夫婦関係の修復につながるきっかけになるかもしれない」と思ったのです。
HSPのことを親しみを持って「繊細さん」と名付けた著者:武田友紀さんの本です。
「気が付きすぎてしまう」というHSPの特徴に対して、具体的にどう対処すれば良いかが書かれている、いわば【HSPの取扱説明書】のような本になっています。
HSPだと確信し、変わったこと
『「繊細さん」の本』を読んで、自分がHSPの傾向にあることを確信しました。
そして、結果的に自分を認めてあげられるようになったんです。
自分を認めることができた
子育てや夫婦関係に悩み、毎日精神的に疲れたり・落ち込んだり・うまくいかない自分を責めていたのは、
ではなく「HSPという生まれもった気質だから」だったんです。
良いとか悪いとかではなく、そうゆう気質。ただそれだけ…。
「少数派かもしれないけど、それが悪いことではないんだ!」と自分を認めてあげることができました。
HSPとの今後の付き合い方
自分が、HSPと自覚はしました。自分のことを少しは認めてあげることができています。
ただ、悩みがなくなった訳ではありません。
では、これから先、落ち込むことやイライラすることがあった時にどうするかを私なりに考えました。
「認める」そして「対処する」
それが、まずは「認める」そして、それに対して「対処する」ということです。
そうゆう「落ち込んでいる自分」「イライラしている自分」を、
- それでもいいんだよ^^
- それも自分なんだよ^^
と認めてあげます。
そして、原因となる出来事に対して正しく対処していく。
今後、対処法についての記事を追記していきますが、今すぐに気になる場合は、最後にご紹介している本をぜひ参考にされてみてくださいね!
まとめ:HSPをネガティブに捉える必要はない
いかがでしたか?
HSPとは一つの「気質」であり「個性」であるとよく言われます。なので、HSPであることがネガティブなことだと思う必要はないと思うのです。
ですが、HSPだからこその悩みや生きづらさみたいなものがあるのも、また事実です。
HSPについて正しく理解し、あなた自身がこれまでより少しでも生きやすくなれる……この記事がそんなきっかけになれたら幸いです。
HSPに関するおすすめの書籍
最後に、私がHSPに関して理解するために読んだ本をいくつかご紹介します。どれも私にとってお守りの様な存在になっています。
『敏感すぎて生きづらい人の明日からラクになれる本』
悩みのケース別に具体的な対処法が書かれており、読み進めやすい本です
『「繊細さん」の本』
著者の武田さん自身がHSPとのこと。専門カウンセラーとしての立場として説得力のある内容になっています。
『また、怒っちゃったがなくなる本 お母さんのためのアンガーマネジメント』
直接的に「HSP」という言葉は出てきませんが、子育てでイライラしやすい私にとって参考になる1冊です。
良ければ参考にされてみてください。
最後まで、お読みいただきありがとうございました!
コメント