こんにちは、藤野あおいです。
我が子のぐずりが激しくて辛い。けど「赤ちゃんは泣くことが仕事」ってよく言うし、どうにか頑張って乗り切るしかない…。
そんな風に、1人で辛い思いをしていませんか?
私も少し前まで同じ様に悩んでいました。
もうすぐ1歳になる息子についてです。
初めの頃は、「成長と共にだんだんとぐずりも治まるだろう」と思って、なんとか踏ん張っていましたが、事態は改善されるどころか、むしろどんどん悪化していったんです。
そして、耐えきれなくなった私は、最終的に小児科を受診しました!
この記事は、我が子のぐずりに悩まされているあなたに、「限界を感じる前に小児科を受診してみる選択があるよ」ということをお伝えしたいと思います。
具体的には、「ぐずることは子どもの個性」と言い聞かせていた私が、
- なぜ小児科を受診してみようと思ったのか
- どのように診断され、
- どんな変化があったのか
を書いていきたいと思います。
今、「子どものぐずりや夜泣きが大変ででもどうしたらいいかわからない」というあなたに少しでも参考になったら嬉しいです。
小児科を受診するまでの経緯
まず、受診に至るまでの流れを簡単に書くと、こんな感じです↓
生後4ヶ月頃からぐずりが始まる⇒「赤ちゃんは泣くものだ」と言い聞かせて頑張る。
↓
状況が変わらないまま、後追いの時期に突入(生後6ヶ月)⇒1日中抱っこしていないと機嫌が悪いのは、後追いのせいなのか、それともこの子の個性なのかがわからなくなる。
↓
特に解決策が見つからないまま、日々を過ごす。
↓
もうすぐ1歳になる…。
もう少し具体的に書いていきますね↓
「この子は異常! 病院行こうよ」の旦那の一言
ある日、激しくぐずる我が子を旦那さんがあやしていた時のことです。
泣き止まない我が子を見て、
「異常だよ!!どっかおかしいんじゃない?病院で診てもらおうよ!!!」
と言い放ちました。
「そんなこと言うなんてひどい…。『ぐずり』って病気じゃないし…」と思いましたが、後日、地域の保健師さんにこの一件を話したところ、小児科への受診を勧められたのです。と同時に、市販薬にぐずりに効く薬があることを教えてくれました。
このことがきっかけで、私の考えがだんだん変わっていったのです。
例えば、風邪をひいたら市販薬で治そうとする人もいれば、病院に行って薬を処方してもらう人もいます。
これと同じ様に考えれば、「ぐずり」で病院を受診することは変ではないはずです。
そう思い、私は小児科を受診することを決心しました。
小児科を受診。母子分離不安と判断される
そして、当日。
私は先生にこれまでの経緯を話しました。
- 4ヶ月頃からぐずりがひどくなった
- 抱っこしていないとすぐに泣いてしまう
- 数か月経つが、少しも良くならない
- とにかく辛い
そして、当日の子どもの様子を見て、先生はこう答えてくれました。
通常1歳6ヶ月頃によくみられる【母子分離不安】が出てきていると思います。これは【異常】ということではなく、発達段階において普通にみられることです。お子さんの場合は、それが少し早い段階で現れているんじゃないかな。
ぐずりが激しいことは異常ではなく、いわば、発達過程における自然現象ということですね。
さらに、
お母さんとの信頼関係ができているからこそ、お母さんの姿が見えなくなったり、抱っこから下ろされたりすると、不安になって泣き出してしまう。ある意味、知恵がついてきたからこその反応ですよ。
とのことでした。
母子分離不安とは、以下の様に定義されています。
「母子分離不安」とは、子どもが母親から離れることに対して不安を感じることを言います。
株式会社LITALICOメディア&ソリューションズ, LITALICO発達ナビ(https://h-navi.jp/)・母子分離不安とは?年齢ごとの特徴や原因、対処法は?「分離不安症」の診断基準や治療法などをまとめました・https://h-navi.jp/column/article/35026368
いっけん、ごく普通のことを言ってる様にも思いますよね。
ただ、この「不安を感じる」ことが過剰になって、ぐずりや夜泣きとして現れることがある様です。
我が子の場合は、私が少しでもそばを離れたり肌に触れていないことで、過剰に不安を感じて泣き出してしまうパターンなのかなと思いました。
【抑肝散よくかんさん】を処方をしてもらう
そして、最終的にどうなったかというと…。
これまでの経緯と現状からみて、生活に支障が出ているレベルのぐずりと判断され、【抑肝散】という漢方薬を処方してもらいました。
効能は、以下の様なものです。
鎮静作用があります。攻撃性が強くイライラしているお子さんの心を穏やかにしてくれます。緊張やイライラが取れるために、睡眠リズムを調整してくれます。疳の強い夜泣きのお子さんにも効きます。
小児科で配布された漢方薬の説明書
さらには、私にも同じものが処方されました。母親も同時に飲むことで、疲労感を抑える効果を狙うためだそうです。
結果:小さな変化が1つ
漢方薬を処方されて2週間。結論からいうと、劇的な変化はありませんでした。
ただ、小さな変化が1つ。
それは、朝、私が起きても同時に目を覚まさなくなったこと。
これまで、私がどんなに静かに起きて布団から抜け出しても、いなくなったことを察して泣きながら起きてしまっていたんです。
それがなくなりました!(その後30分ほどで起きますが、朝の30分は主婦にとって大きいですよね!)
もちろん、毎日ではないです。起きない日もあれば、今まで通り起きてしまうこともあります。
でも、ぐずりが始まってからこれまで1回も朝そのまま寝ていてくれることがなかったので、この変化は私にとって大きかったです。
効能の一つである【睡眠リズムの調整】が、いい方向に働いてくれたのかもしれません。
私自身の変化
私自身の変化については、正直なところ…よくわからなかったです。
薬を飲んでからも、普通にイライラもしますし、気も休まりませんでした。
…でも上で書いた様に、例えば【子どもが朝の30分でも寝ていてくれる】というようなことが他の形でも現れてくれたら、「私の疲労感は少しずつ減っていくのかなぁ」と感じました。
漢方薬は、続けて服用することで穏やかに効果を発揮するもの。即効性はないので、服用し続ければ他にも違った変化があるかもしれません。
今後も様子を見ていきたいと思います。
市販の漢方薬もあります
ここまで、我が子の激しいぐずりに悩んだ末、小児科を受診したことを書いてきました。
とはいえ、いきなり小児科を受診することに抵抗を感じる場合もありますよね。
その場合は、市販の漢方薬もありますから、お近くのドラッグストアでぜひチェックしてみてくださいね。
→【第2類医薬品】宇津救命丸 247粒(←試しました)
私は、【宇津救命丸】を試してみました↓
【宇津救命丸うずきゅうめいがん】
粒状になっていて、3~11ヶ月の赤ちゃんだったら1回に3粒服用させます。(この商品自体は、3ヶ月~15歳未満が服用できます)
写真の通り、1粒がとっても小さいので、私は離乳食に混ぜて飲ませました。また、ミルクを飲む際に直接口に入れ、そのまま哺乳瓶を咥えさせてミルクと一緒に飲ませたりしました。
ですが!
我が子の場合、飲み始めて1週間くらいした頃に、ほっぺに赤く発疹ができてしまったんです。
皮膚科の先生にはこの様に言われました。
内服薬の場合、顔だけじゃなくて、全身に発疹ができることが多いんです。今は冬だから、もしかしたら乾燥でたまたま赤くなってしまったのかもしれませんね。
つまり、発疹は偶然的にできたものという感じでした。その時点では、まだ生後10ヶ月でしたので、「肌が過敏な時期だからたまたま反応してしまったのかな」と個人的には思います。
ただ、発疹ができてしまった以上、服用を続けることは不安でしたので、我が子の場合は1週間で断念してしまいました。
もし、あなたのお子さんも肌に弱かったり、皮膚トラブルの心配がある場合は、使用前に薬剤師さんや登録販売者さんに相談してみると安心ですね。
ぐずりで小児科を受診してもOK!
いかがでしたか?
子育てにストレスはつきものです。そんな時は、出来事を前向きに捉えるだけでも、気持ちが楽になると思います。
私なりの【ぐずる赤ちゃんを前向きに捉えて、気持ちを楽にする考え方】をこちらの記事に書いたので、ぜひ読んでみてください。
ただ、それでも解決せず、いつも辛い気持ちになってしまう場合は、少し勇気を出して市販の薬や小児科の受診を検討してみてくださいね。
1人で抱え込む必要はないってことです。
今回の記事が、あなたにとって少しでも解決の糸口になりますように心から願っています。
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